皮膚の層と焦点を表した抽象的なイメージ図(イメージ画像であり、患者ではありません)
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ハイフ(HIFU)

Dr Sin Yong · MBBS (NUS) · MRCS (Edin) · MSc Aesthetic Medicine (London) · MSc Practical Dermatology (Cardiff) · International KOL

ハイフは、皮膚の表面を傷つけずに、決めた深さの一点だけを温める技術です。どの深さに、どのくらい、誰が置くかで、同じ名前の施術がまったく別のものになります。

診察・カウンセリングは英語で行います。WhatsAppでのお問い合わせは日本語でも受け付けています。

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ハイフ(HIFU、高密度焦点式超音波)は、超音波のエネルギーを決めた深さに収束させ、表面を温めずに小さな一点を約 60–70 °C まで加熱する施術です。4.5 mm では SMAS(外科的フェイスリフトで扱う筋膜層)、3.0 mm では真皮、1.5 mm では浅い真皮が対象になります。各凝固点のまわりで創傷治癒の反応が起こり、コラーゲンが再構築されます。切開はありません。シンガポールで Dr Sin Yong は Ultraformer MPT を用い、まず問題が「たるみ」なのか、脂肪やボリュームの減少なのかを診察で見極めます。ハイフは選択肢のひとつであり、既定の答えではありません。

ハイフの仕組み:焦点に熱を置く

トランスデューサーが超音波を一点に収束させると、その点だけが約 60–70 °C に達し、熱凝固点ができます。表面は加熱されず、点と点の間の組織も温存されます。Ultraformer MPT では、顔用に 1.5 mm・2.0 mm・3.0 mm・4.5 mm のカートリッジがあり、1.5–3.0 mm は 7 MHz、4.5 mm は 4 MHz で動作します。MPT はマイクロパルス技術の略で、1 本のラインに沿って連続した 1 発ではなく、細かなパルスの連なりとしてエネルギーを届けます。

それぞれの凝固点は創傷治癒の反応を引き起こし、そのまわりで数週間から数か月かけてコラーゲンが再構築されます。変化は当日に完成するものではなく、時間とともに現れます。施術直後に肌が引き締まったように感じる人もいますが、その感覚は再構築そのものではありません。だからこそ、経過の確認は施術直後ではなく、反応を待てる時期に設定します。

皮膚の層ごとに置かれた焦点を表す抽象的なイメージ図(イメージ画像であり、患者ではありません)
イメージ図:深さの異なるカートリッジが、それぞれ別の層に熱を置きます。

1.5 / 3.0 / 4.5 mm:どの層に、何のために

深さは、まず尋ねるべきことです。カートリッジごとに熱を置く層が違い、答える質問も違うからです。1.5 mm は浅い真皮:薄い部位や眉まわりの肌の質感と張りが目的で、SMAS には届かず、脂肪のパッドも変えられません。3.0 mm は真皮:組織が 4.5 mm には薄すぎる部位の張りが目的で、下がった組織を持ち上げたり、失われたボリュームを補ったりはしません。4.5 mm は SMAS:フェイスライン、あご下、首のたるみが対象で、くぼみや脂肪のパッドには効かず、薄い組織の上には置きません。

どの深さをどこに使うかは、プリセットではなく、ゾーンごとに組織の厚みを触診して決めます。4.5 mm は骨の上に十分な厚みがある部位だけ、3.0 mm と 1.5 mm は薄い部位に使い、甲状腺・眼窩縁・下顎縁枝(顔面神経の枝)の上には置きません。2.0 mm のカートリッジは主に眉と額に使います。「ハイフフェイシャル」は通常 1.5–3.0 mm の浅い層を低いエネルギーで扱うもの、「SMAS ハイフ」は 4.5 mm を使うものを指し、どの深さを組み合わせるかは一人ひとり計画します。

向く人・向かない人

ハイフが対象とするのは「たるみ」です。脂肪が著しく多くも少なくもない顔で、皮膚と SMAS がゆるんできた状態、つまりフェイスライン、あご下、首の初期から中等度の下垂が、通常の出発点になります。切らない選択肢を望み、診察の結果が別の方法を指す可能性も受け入れられる方に向きます。

向かないのは、問題が主にボリュームの減少である場合です。中顔面やこめかみのくぼみは別の理由で下がって見えるもので、SMAS を温めても失われたものは戻りません。あご下の脂肪パッドが大きい場合も、ハイフは層を間違えた施術になります。余った皮膚の多い重い下顔面は、どのエネルギー機器でも届かない範囲で、それを伝えることも診察の一部です。その場合はスレッドリフト(Bliss Lift)や外科的な意見が正直な答えになることがあります。妊娠、活動性の感染、施術範囲近くのインプラント、同じ層への直近のフィラー、ケロイドの既往は、それぞれ個別に評価します。

窓辺で頬に手を添える、肌の色むらのない女性(イメージ画像であり、患者ではありません)
機器や注入剤を選ぶ前に、診察があります。イメージ画像であり、患者ではありません。

ショット数の意味:300・600・800 は比べられない

正しいショット数というものはありません。ライン数は計画の結果であって、目標ではないからです。扱う範囲、各ゾーンの組織の厚み、適した深さ、診察で見つかったたるみの程度に従います。骨の上の組織が薄い細い下顔面と、厚みのある広い顔とでは、配分が違って当然です。

ショット数は、クリニックを比べる物差しとしても不向きです。機器によって「1 ショット」が一点の 1 パルスを指すことも、多数の点からなる 1 ラインを指すこともあり、Ultraformer MPT のようなマイクロパルス機器は 1 ラインのエネルギーを細かなパルスに分けます。ある機器の 300 が、別の機器の 800 より総エネルギーが少ないことも、同じことも、多いこともあります。必要のない場所に置いたラインは、効果を足さずに熱だけを足します。尋ねるべきは、どの深さをどのゾーンに使うのか、組織の厚みを先に触診するのか、誰がエネルギーを設定し、感じ方に合わせて調整するのか、です。

リスクと施術後の経過

ハイフは切りませんが、リスクがないわけではありません。よくある反応は短期間で収まるもので、施術したラインに沿った赤み、ほてり、圧痛、あごのラインの軽いむくみ、ときに内出血です。あまり多くないリスクは、熱が置かれるべきでない場所に届いたときに起こります。接触が不十分なときや肌に対して浅すぎるカートリッジでは表面のやけどや膨疹が、あごや眉の上の神経の枝の近くでは一時的なしびれや表情筋の弱さが、脂肪の少ない顔で皮下脂肪にエネルギーが入るとくぼみが生じることがあります。

関連する収束超音波(MFU-V)に関する 2025 年のシステマティックレビューでは、19 件の研究・506 名で腫れ、赤み、痛みがよく報告され、米国 FDA の有害事象データベースへの報告では脂肪の減少、神経に関連する症状、瘢痕が多く記されています。これらのリスクは、ゾーンごとの触診、4.5 mm を十分な厚みのある部位に限ること、甲状腺・眼窩縁・下顎縁枝を避けること、感じ方に合わせてエネルギーを調整することで減らせますが、ゼロにはなりません。施術後に、しびれが続く、腫れが強い・左右差がある、膨疹が平らにならない、表情の動きが変わった、という場合は当日中に連絡してください。

費用を決める要素と、ほかの選択肢との違い

料金はこのサイトには掲載していません。シンガポールの医療広告の規則が価格の広告を制限していることに加え、顔と首を診察する前に計画は立てられないからです。料金を動かすのは、扱う範囲、使うカートリッジの深さ、計画が必要とするライン数、そしてハイフ単独か、高周波やレーザーと組み合わせるかです。見積もりは診察のあとに書面で渡し、診察でハイフ自体を勧めるかどうかも決まります。

ほかの選択肢は、順位ではなく、別の仕組みです。VF Lift(Vertical Facelift)は Volnewmer の単極高周波で真皮と皮下層を体積的に温める Dr Sin Yong のプロトコルで、収束超音波は使いません。Time Freeze Laser LCLR® は、ジョール(あごの横のたるみ)とあご下の密な脂肪、そして真皮のコラーゲンに向けた二波長レーザーのプロトコルです。Ultherapy は DeepSEE® 画像で組織を見てから照射する MFU-V で、Dr Sin Yong は Ultraformer MPT と Ultherapy の両方を行い、どちらが合うかは診察で決めます。「4D」「7D」はメーカーの販売上のラベルであり、深さ・エネルギー・根拠・承認を示すものではありません。全体の比較はリフト機器の比較とリフトアップ治療をご覧ください。

ポイント説明

ポイント
技術
高密度焦点式超音波(HIFU)。Ultherapy(MFU-V)や Ultraformer などの韓国製プラットフォームを含む機器カテゴリー
使用機器
CLASSYS 社(韓国)の Ultraformer MPT。Dr Sin Yong は CLASSYS の国際 KOL として臨床経験の共有に招かれています
カートリッジの深さ
顔は 1.5 / 2.0 / 3.0 / 4.5 mm、体は 6 / 9 / 13 mm
深さと層
4.5 mm → SMAS、3.0 mm → 真皮、1.5 mm → 浅い真皮
仕組み
焦点で約 60–70 °C の熱凝固点をつくり、表面は加熱しない。コラーゲンが点のまわりで再構築される
できないこと
脂肪パッドを減らす、失われたボリュームを戻す、余った皮膚を取り除く

“「ハイフと高周波、どちらが良いですか」は、問いが違います。ふたつは同じ仕事をしていないのです。”

シン・ヨン医師(Dr Sin Yong)エネルギー機器の選び方について

状態や反応には個人差があり、適否は対面でのカウンセリング・診察で判断します。費用はカウンセリングの際に明確にご説明し、その後に施術を受けるかどうかをお決めいただきます。

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よくあるご質問

感じ方は深さと部位で変わります。4.5 mm の SMAS 用カートリッジは浅いものより感じやすく、フェイスラインなど骨の上では深いほてりや短い鈍痛として感じることが多いです。エネルギー、カートリッジの順序、快適さのための工夫は、プリセットではなく、Dr Sin Yong が施術中の感じ方に合わせて調整します。

経過には個人差があります。赤み、ほてり、圧痛はよくあり、自然に収まります。あごのラインの軽いむくみ、内出血、一時的なしびれ、小さな膨疹が起こることがあり、医師が確認します。切開や包帯はありません。しびれが続く、腫れが強い、表情の動きが変わった場合は確認が必要です。

厳密には違います。Ultherapy は DeepSEE® 画像を備えたブランドの MFU-V システムで、ハイフは Ultraformer などの韓国製機器も含む広いカテゴリーです。焦点で熱を置く原理は共通ですが、トランスデューサーの設計、画像の有無、規制上の承認が異なり、置き換えられるものではありません。

問いが違います。ハイフは収束超音波で決めた深さの点を温め、SMAS に届きます。単極高周波(Thermage や、VF Lift の基盤である Volnewmer)は真皮と皮下層を体積的に温めます。層も仕組みも違うので、どちらが合うかは、問題がたるみなのか、脂肪なのか、肌質なのかで決まります。

できることが多いですが、個別に評価します。収束超音波は決めた深さを温めるので、施術する層にあるフィラーや糸の種類・位置・時期が重要です。Dr Sin Yong は何がどこにいつ入っているかを確認し、カートリッジの深さを変えるか、その部位を避けるか、場合によっては延期します。

ハイフは顔の脂肪を減らす施術ではありません。対象は SMAS と真皮のたるみです。すでに細い顔やボリュームの減った顔では、薄い部位に熱を置くとこけて見えることがあり、だからこそゾーンごとに厚みを触診し、4.5 mm を骨の上に厚みのある部位に限り、ボリューム減少によるたるみにはボリュームの補いを検討します。

変化は徐々に現れます。各凝固点のまわりで数週間から数か月かけてコラーゲンが再構築されるためです。どのくらい変わり、どのくらい続くかは、年齢、肌質、たるみの程度、日焼け、体重の変化で変わり、老化は施術後も続きます。期間はお約束できません。再施術の要否は経過確認のときに判断します。

扱う範囲、使うカートリッジの深さ、必要なライン数、ほかの施術と組み合わせるかで決まります。シンガポールの規則により価格は掲載していません。たるみとボリューム減少を見分ける診察のあとに書面で見積もりを渡し、ハイフを勧めるかどうかも診察で決まります。

参考文献

  1. Alam M, White LE, Martin N, et al. Ultrasound tightening of facial and neck skin: a rater-blinded prospective cohort study. Journal of the American Academy of Dermatology. 2010;62(2):262–269. PubMed
  2. Suh DH, Shin MK, Lee SJ, et al. Intense focused ultrasound tightening in Asian skin: clinical and pathologic results. Dermatologic Surgery. 2011;37(11):1595–1602. PubMed
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English version: /hifu-singapore/

医学監修:Dr Sin Yong · 最終更新 2026-10-07

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