Dr Sin Yong · MBBS (NUS) · MRCS (Edin) · MSc Aesthetic Medicine with Distinction (Queen Mary, London) · MSc Practical Dermatology (Cardiff) · International KOL
Ultherapy、Thermage、VF Lift、Time Freeze——仕組みも、作用する層も、向いているケースも異なります。このページでは、それらを並べて整理します。
診察・カウンセリングは英語で行います。WhatsAppでのお問い合わせは日本語でも受け付けています。
Ultherapy(ウルセラ)は集束超音波でSMASに点状に作用し、Thermage(サーマクール)はモノポーラ高周波で真皮を引き締めます。Time Freeze Laser LCLR® はリフトと輪郭調整、VF Lift – Vertical Facelift はそれに加えてボリュームの支えを担い、選択は顔のボリュームとたるみの層で決まります。
Ultherapy(ウルセラ):集束超音波により、エネルギーを一点に集めて点状に凝固させ、約 4.5 mm の深さのSMAS層まで届きます。画像でリアルタイムに位置を確認できます。構造的なリフトアップ寄りです。
Thermage(サーマクール):単極ラジオ波(6.78 MHz)で真皮層を広範囲に加温します。点ではなく面で作用し、肌質と全体的な引き締め寄りです。
VF Lift™:単一の機器ではなく方式です——モノポーラ高周波(Volnewmer)で領域全体を加温し、部位ごと・層ごとに調整します。脂肪幹細胞の再生能力にも働きかけることを意図しています。
Time Freeze Laser LCLR®:755/1064 nm の二波長ロングパルスレーザーで、コラーゲンと脂肪のリモデリングを行います。コラーゲン刺激剤や脂肪移植によるフィラーの入れ過ぎ、しこりなどへの対処にも用います。

選ぶ基準はブランドではなく、層と原因:問題は主に肌質にあるのか、SMASのたるみか、脂肪の位置が下がったことか、それともフィラーの入れ過ぎか。答えが違えば、適したエネルギーと組み合わせも変わります。
4つの方式は互いに排他的ではありません——層ごとに複数を組み合わせるプランも少なくありません。診察では視診(必要に応じて超音波検査)で主な原因を判断し、そのうえで方向性を決めます。
“すべての顔に合う機器というものはありません。選択を決めるのは層と原因であり、ブランドではありません。”
シン・ヨン医師(Dr Sin Yong)リフトアップ方式の選び方について
施術は個別に計画し、費用はプランによって異なります。固定の料金表はありません。次の4点が費用に影響します。
評価の前にお伝えする数字は、実際の状況を反映できません。費用はカウンセリングで明確にご説明し、その後に実施するかどうかをお決めいただきます。
すべての顔に当てはまる機器はありません。たるみがどの層にあるのか、原因は何かによって、適したエネルギーが決まります。同じ機器でも顔が違えば結果は異なります——だからこそ評価が必要です。
はい、むしろそうすることが多くあります。エネルギーごとに作用する層が異なるため、層に応じて組み合わせることがあります。VF Lift™ 自体はモノポーラ高周波のみを用いる方式(集束超音波は使用しません)で、組み合わせと順序は評価で決めます。
Ultherapyは集束超音波で点状の凝固を作り、SMAS層まで届くため、構造的なリフトアップ寄りです。Thermageは単極ラジオ波で真皮を広範囲に加温し、肌質と引き締め寄りです。層も仕組みも異なり、一方が他方の代わりになるものではありません。
VF Lift™ は機器ではなく方式です。まずたるみの方向と層を評価し、そのうえでモノポーラ高周波(Volnewmer)によるゾーン全体の加温を部位ごと・層ごとに調整します。単一の機器は、通常、単一の深さ・固定のパラメータで作用します。
Time Freeze Laser LCLR® はレーザーによる方式で、コラーゲンのリモデリングと脂肪のリモデリングを同時に行います。他の方式では対処しにくい問題にも用いられます——コラーゲン刺激剤や脂肪移植によるフィラーの入れ過ぎ、しこり、ずれなどです。
ご自身で機器を決める必要はありません。診察で、たるみの層、脂肪の分布、フィラーの問題の有無を評価すれば、方向性は自然と見えてきます。費用もカウンセリングで明確にご説明します。
どちらもSMASに届く集束超音波という同じ仲間で、Ultherapy はリアルタイムの画像確認を備えている点が特徴です。違いを生むのはビームそのものよりも、どの層に、どの顔に、どう計画するかという方法の部分です。
薄い皮下組織の上に集束的な熱を届けると、余裕のない顔ではボリュームが減ることがあるという注意が、集束超音波の専門家のコンセンサスで述べられています。中身が減りつつある皮膚を引き締めると、そのくぼみが目立ちやすくなるため、患者さんの選択が重要です。
いいえ。VF Lift – Vertical Facelift は Volnewmer のモノポーラ高周波のみで行い、集束超音波は使用しません。垂直方向のベクトルに沿って、ゾーンごとに計画します。
鏡での印象ではなく、画像で判断します。診察で超音波を用いて皮下脂肪の厚みをゾーンごとに確認し、脂肪層が薄い部位があれば、引き締めだけのエネルギーではなく、ボリュームを支える考え方を取り入れた計画に変えます。
それぞれ役割が異なります。Time Freeze Laser LCLR® はリフトと輪郭の調整を、VF Lift – Vertical Facelift はそれに加えてボリュームを支える作用を担います。両方を順番に組み合わせる計画も多く、順序は評価で決めます。
従来型のモノポーラ高周波では、施術中の痛みの感じ方そのものが研究の対象になっており、神経ブロックを用いるクリニックもあります。感じ方は設定や部位、個人の耐性によって異なります。
医学監修:Dr Sin Yong · 最終更新 2026-09-13
どの機器も組織を加熱して作用するため、顔によっては、失いたくない脂肪まで熱で減らしてしまうことがあります。リフトの施術で若々しく見えるか、こけて見えるかを左右する大きな要素は、顔にどれだけボリュームの余裕があるかです。
痩せ型の顔は皮下脂肪の余裕が少なく、集束的な引き締めのエネルギーを薄い脂肪の上に届けることには、専門家のコンセンサスでも注意が述べられています。引き締めがうまくいっても、よりこけた印象になることがあるため、ボリュームを支える考え方が重要になります。標準的な顔は、今は釣り合っていても脂肪のコンパートメントが静かに減っていくことがあり、まず評価で脂肪の余裕とたるみのパターンを把握することが役立ちます。ふっくらした顔はこけるリスクが比較的小さく、リフトに加えて輪郭の調整が求められることが多いため、Time Freeze Laser LCLR® や VF Lift – Vertical Facelift の輪郭を整える作用が検討されます。
顔のタイプは目安にすぎず、正確な答えは鏡ではなく測定から得られます。Ultherapy の特徴は、エネルギーを届ける前に組織を画像で確認することですが、シン・ヨン医師はその考え方を一歩前の評価の段階に用いています。
診察では、超音波で皮下脂肪の厚みをゾーンごとに確認し、Ultherapy、Thermage、Time Freeze Laser LCLR®、VF Lift – Vertical Facelift のどれを選ぶかを、実際に測った解剖に基づいて決めます。脂肪層が見た目より薄いと分かれば、それが計画を変える根拠になります。
| 方式 | 仕組み | 主な作用 | できないこと・注意点 | 向いている顔 |
|---|---|---|---|---|
| Ultherapy(ウルセラ) | 画像で確認しながらの集束超音波。SMASに点状の凝固を作る | リフト | ボリュームを支える作用はない。皮下脂肪の薄い顔では、こけて見えることへの注意が専門家のコンセンサスで述べられている | ボリュームに余裕があり、ゆるみが主体の顔 |
| Thermage(サーマクール) | モノポーラ高周波で真皮を面で加熱する | 引き締め(リフトよりも真皮の収縮) | 輪郭形成やボリュームの支えは担わない。施術中の熱感や痛みについては研究報告がある | 軽いゆるみ、針を使わない方法を希望する方 |
| Time Freeze Laser LCLR® | ロングパルス 755/1064 nm のレーザーで真皮を段階的に加熱する | リフトとフェイスラインの輪郭調整 | ボリューム低下が強い顔では、ボリュームへの対応を別に考える必要がある | ゆるみと輪郭の悩みがあり、回復期間を抑えたい方 |
| VF Lift – Vertical Facelift | Volnewmer のモノポーラ高周波(6.78 MHz)を垂直ベクトルに沿ってゾーンごとに用いる。集束超音波は使用しない | リフト、輪郭調整、脂肪層を含む自己組織の反応を支える作用 | 一度で完結する施術ではなく、段階的に計画するプロトコル | ゆるみとボリューム低下が重なる顔、特に痩せ型の顔 |
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