Dr Sin Yong · MBBS (NUS) · MRCS (Edin) · MSc Aesthetic Medicine with Distinction (Queen Mary, London) · MSc Practical Dermatology (Cardiff) · International KOL
顔のたるみは単一の原因によるものではありません。皮膚のゆるみ、脂肪パッドの下垂、深部の筋膜(SMAS)による支持力の低下、骨格構造の変化は、見た目が似ていても作用する層が異なります。
診察・カウンセリングは英語で行います。WhatsAppでのお問い合わせは日本語でも受け付けています。
切らないたるみ治療では、まず皮膚のゆるみ、脂肪の下垂、深部の支持の低下、ボリューム減少のどれが主因かを診察で見極めます。そのうえで集束超音波、モノポーラ高周波(VF Lift – Vertical Facelift を含む)、Time Freeze Laser LCLR® から層に合う方法を選び、皮膚の余剰が大きい場合は形成外科の専門医に紹介します。
皮膚のゆるみは真皮層のコラーゲンと弾性線維の変化で、質感の変化や細かいしわとして現れます。
脂肪パッドの下垂は位置の変化です。脂肪の量は減っていなくても位置が下がることで、ほうれい線が深くなり、フェイスラインがぼやけます。
深部の支持構造の変化はより深い層に生じ、外科的なフェイスリフトが扱う層にあたります。
骨格構造は加齢に伴って変化し、支えとなる面積が減るため、上にある軟部組織の位置も変わります。
“ゆるみ、ボリュームの減少、脂肪の下垂は、写真では同じように見えます。同じものではなく、同じ方法で扱うべきでもありません。”
シン・ヨン医師 Dr Sin Yong顔のたるみの評価について
施術は個々の状況に合わせて計画し、費用は計画によって異なります。決まった料金表はありません。次の四つが費用に影響します:
評価の前に示される金額は、実際の状況を反映しません。費用はご相談時に明確にご説明し、その後に施術を受けるかどうかをお決めいただきます。
いいえ。非外科的な方法は既存の組織構造の範囲で作用し、コラーゲンの刺激と既存組織の引き締めによって変化をもたらします。たるみの主因が深部構造の位置のずれである場合は、手術のほうが適した方向です。この点は評価の際に率直にお伝えします。
両者は作用の仕組みも層も異なります。集束超音波はエネルギーを設定した深さに集めて凝固点を作り、SMAS層まで到達するため、構造的なリフト向きです。モノポーラ高周波は真皮層を比較的広い範囲で加熱するため、肌質と全体的な引き締まり向きです。両者は代替関係ではなく、計画の中で併用することもあります。
決まった年齢はありません。初期のゆるみと、よりはっきりしたたるみとでは、対処法も見通しも異なります。評価の目的は、現在どの段階にあるのか、どの方法が現在の状態に合うのかを判断することです。
回復の経過には個人差があり、用いる方法によっても異なります。方法によっては、施術後に一時的な赤みや触れたときの痛みが出ることがあります。実際の状況は、ご相談時にお一人おひとりの状態に合わせてご説明します。
費用は、施術範囲、評価で判断した原因、単一か複数の方法か、施術を段階的にどう進めるかによって異なります。評価前に示される金額は参考になりません。費用はご相談時に明確にご説明します。
はい。男性ではフェイスラインのもたつき、あご下のふくらみ、頬のたるみが相談の中心になることが多くあります。考え方は同じですが、皮膚の厚さやひげの部位、柔らかさよりもシャープな輪郭を好む傾向を踏まえて計画します。
併用することはよくあります。リフトはゆるみに、フィラーはボリュームの減少に対応するもので、役割が異なります。順序は評価で決め、ボリュームがすでに過剰な場合は、足すのではなく減らす方向から考えます。
いいえ。ピコレーザーは色素や肌のトーンを対象とするレーザーで、下がった組織を引き上げるものではありません。たるみには層に合わせたリフトの方法を用い、トーンの悩みもある場合は計画の中で組み合わせます。
エネルギーを用いるリフトは、年齢とともに続く変化に合わせて繰り返すことを前提に計画されます。間隔は決まった日程ではなく、肌の状態に合わせて決め、毎回の施術前に見直します。
コラーゲンのリモデリングとともに変化は徐々に現れますが、加齢そのものは続くため、持続には個人差があります。維持の考え方も含めて、評価の際にご説明します。
医学監修:Dr Sin Yong · 最終更新 2026-07-27
たるみはフェイスラインで止まらず、首やあご下にも続いていることがよくあります。顔だけを引き締めると、首との境目がかえって目立つことがあるため、顔と首は一つの範囲として評価します。
あご下のふくらみ(二重あご)も、皮下脂肪、皮膚のゆるみ、あごの突出の度合いなど原因は一つではありません。脂肪が主体なのか、ゆるみが主体なのかによって、エネルギーを届ける層と組み合わせが変わります。首の横じわについても、ゆるみの程度と肌質を見たうえで方針を決めます。
肌のくすみや色ムラは、たるみと混同されやすい悩みです。ピコレーザーは色素や肌のトーンに作用するレーザーで、肝斑、日光による色素、ニキビ後の色素沈着などが対象になります。
一方で、ピコレーザーは下がった組織そのものには作用しないため、フェイスラインのたるみを引き上げるものではありません。両方の悩みがある場合は、トーンにはレーザー、構造にはリフトの方法と、それぞれに合う手段を組み合わせて計画します。
| 方法 | 作用すること | できないこと | 回復の目安 | 向いている状態 |
|---|---|---|---|---|
| 集束超音波(HIFU・Ultherapy) | SMAS層の深さに点状の熱凝固を作り、コラーゲンのリモデリングを促す | 失われたボリュームの補充、余った皮膚の除去 | 一時的な赤み・温かさ・触れたときの痛み、まれに腫れ | フェイスラインやあご下の初期〜中等度の下垂 |
| モノポーラ高周波(Thermage) | 真皮を面で加熱し、肌質と全体の引き締まりに作用する | SMASへの点状の加熱、ボリュームの補充 | 一時的な赤みやほてり | 軽度のゆるみ、肌質の変化が中心の場合 |
| VF Lift – Vertical Facelift(Volnewmer モノポーラ高周波) | 真皮と皮下層をゾーン全体で加熱し、垂直方向のベクトルに沿って計画する。集束超音波は使用しない | SMASへの点状の加熱、余った皮膚の除去 | 一時的な赤みと温かさ | ゆるみに加えて、くぼみやボリューム低下が気になる顔 |
| Time Freeze Laser LCLR®(ロングパルス 755/1064 nm) | 真皮を加熱してコラーゲンの収縮とリモデリングを促し、フェイスラインの密な脂肪にも作用する | 失われたボリュームの補充、余った皮膚の除去 | 軽い赤みが出て落ち着くことが多く、部位によって異なる | 軽度〜中等度のたるみ、フェイスラインに脂肪がある顔 |
| ヒアルロン酸フィラー・コラーゲン刺激剤 | ボリュームが減った部位に支えを補う | ゆるんだ皮膚の引き締め | 注入部位の腫れや内出血の可能性 | 中顔面やこめかみのくぼみが、たるんで見える主因の場合 |
| フェイスリフト手術(形成外科の専門医に紹介) | 麻酔下で組織の位置を変え、余った皮膚を取り除く | 肌質そのものの改善。シン・ヨン医師は手術を行いません | 執刀チームが定める手術後の回復期間 | 皮膚の余剰が大きく、エネルギー治療の範囲を超える場合 |
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